ディーン・フジオカ(41)と三代目 J SOUL BROTHERS岩田剛典(33)が12日、都内で行われた映画「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」(西谷弘監督、6月17日公開)完成報告会で、新木優子(28)と小泉孝太郎(43)に“顔面最強バディ”の異名をとったイケメンぶりを、ほめ殺し? されて、激しく照れた。

「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」は、19年10月期にフジテレビ系で放送された月9ドラマ「シャーロック」の映画化作品。フジオカ演じる誉獅子雄と岩田演じる若宮潤一が名探偵バディとして数々の難事件を解決する。

檀上のトークの中で、小泉は「ディーンさんと岩田さんと初めて対峙(たいじ)した。2人と対峙(たいじ)するだけで、何て美しいのだろう…と。おふたりじゃなかったら、ベタッと終わる。泥だらけで大変なシーンでも、2人に引っ張られた」と撮影を振り返った。新木も「本当に…そうですね。このおふたりの、お顔をスクリーンで眺められるのは、うれしいと思う。おふたりに会って『うわぁ、本物だと思ったくらい』と思った」と振り返った。フジオカが「ありがとうございます」と感謝した一方、岩田は「恥ずかしいし(褒められ過ぎて)つらいですよ」と笑った。

その中、今度はフジオカ自ら「岩ちゃんの母性本能をくすぐる技術が進化した」と、岩田のイケメンぶりがパワーアップしたと力を込めた。これには岩田も「どういう技術ですか?」と苦笑い。西谷監督も「岩田さんが、勝手に暴走したんじゃないですか?」と突っ込むと、岩田は「おかしいでしょ。メチャクチャ演出です」と笑った。

フジオカは「岩ちゃんのこと、知っているからかも知れないですけど、普段はコントロール、抑制が効いているのに(劇中で演じる)若宮だと失敗や、いろいろ、うまくいかない姿が、かわいい。見ていて『頑張れ』という気持ちになる。自分も母性本能、あるんだなと」と、岩田のイケメンぶりが男心もくすぐることを示唆した。

「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」は、初めて東京を離れ、閉ざされた離島が舞台となる。資産家の死と、誘拐事件の真相を探りに、瀬戸内海のある島に降り立つ獅子雄と若宮。待ち受けていたのは、異様な佇まいの洋館と、そこに住まう一癖も二癖もある華麗なる一族の面々と、怪しき関係者たち。やがて、誉と若宮がたどり着いた恐ろしき真相とは…。