１２日にテレビ朝日系で放送されたドラマ「未来への１０カウント」では、ボクシング部に大阪からの転校生が入部する。村上虹郎演じるその転校生の名前が「桃介」だったことに、村上が出演した朝ドラ「カムカムエヴリバディ」を想像する声が上がった。

　この日の「１０カウント」は、インターハイ予選でライバルの京明高に敗れたことを理由に、桐沢（木村拓哉）はボクシング部コーチを解任されてしまう。それと入れ替わるようにやってきたのが、大阪からの転校生・西条（村上虹郎）。「俺が一番」など、他の部員を見下す西条に部員も反感を覚え…。

　紆余曲折があり、桐沢はボクシング部に復帰するが、そこで初めて西条と出会う。桐沢は「西条？下の名前は？」と質問。「いや…」と答えようとしない西条を見て、桐沢は手で小さく「ＹＭＣＡ」ポーズを取り、折原（満島ひかり）は「カンゲキ？」と、どうやら「ヒデキ」を予想。

　他の部員からも「名前教えてよ」と強く言われ、観念した西条は「…桃介」と答える。「３月３日生まれだからなったんだよ。いじったらしばくで！」と必死に言い訳をする…。

　村上は前作の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で、岡山の繊維会社の次男・勇を好演。「カムカム－」は、岡山が舞台で、二代目ヒロインの息子が「桃太郎」、ヒロインが憧れた時代劇俳優が「桃山剣之介」（通称モモケン）など、「桃」がキーワードの１つとなっていた。

　そんな村上の役名が「桃介」だったことに、カムカムファンも反応。「勇ちゃんが桃介に転生っ！」「名前に『桃』が入ってて、微妙に岡山の桃の香りがするのが、何気に、うれしいのは、私だけ？」「一瞬ひょっとして桃太郎かなーと思ったらまさかの桃介…」「村上虹郎くんの役、桃介なのカムカム見てたからたまらん」など、朝ドラと重ねる言葉が多数上がっていた。