嘉悦大教授で経済学者の高橋洋一氏が13日、タレント・ほんこんのユーチューブチャンネル「ほんこんちゃんねる」の動画に出演。テレビ番組出演時のことを振り返り、反省した。

 高橋氏はほんこんとレギュラー出演している朝日放送「正義のミカタ」の7日放送回で円安について解説した。

 その際に為替は日本のお金の総量と米国のお金の総量で決まるためと説明したが、スタジオは微妙な反応。高橋氏はこの日の放送終了後、ツイッターで「スタジオが凍りついた。多くのゲストは割り算が苦手だったらしい。あーあ、やってしまった(笑)」「割り算が苦手でわからなくなるとは想定外。小学校で割り算をもっとやっておかないといけないが、現実はこんなものと番組後多いに反省」(原文まま)と振り返っていた。

 雪辱を果たしたい高橋氏はほんこんのチャンネルで「多いものは希少性がない、少ないものは希少性があるから高くなる」と熱弁。さらに番組では提示できなかった二国のお金の総量を表した図を用いて「(金融政策から)円のほうが増えて、ドルが減る。(そういう)予想があるから円安になっている」と改めて説明した。

 自身の為替予想は「プロの投資家も私に大枚を叩いて聞いている」と語る高橋氏に、ほんこんは「残念やねーこの表出してればね」と番組内で理解されなかったことに同情した。

 高橋氏は改めて番組を振り返り「正義のミカタで滑ったから。『完璧に滑ったー』っって思った。芸人の気持ち大変だな」とコメント。ほんこんは「丁寧にせなあかんってことがテレビなんです」と〝テレビの先輩〟としてアドバイスした。