阪神・佐藤輝明内野手が14日のDeNA戦(横浜)に「4番・三塁」として先発出場し、4打数3安打1四球1打点。猛打賞をマークするとともに9―2の大勝劇に大きく貢献した。

 初回一死二塁の第1打席ではインハイへの直球に「しっかり狙いを絞って」対応し、右翼線への適時二塁打を記録。「打点もついたので良かったです。欲を言えば、もう少し長打が増えればいいですね」と試合後は上機嫌で振り返った。

 今季はコンスタントに快音をマークし打率も2割8分4厘。4番の重責を担いながらも確実性を日に日に増す背番号8は、今や誰もが認める虎打線の中核だ。

 この日はドラフト同期の中野が2本塁打を含む4安打の大暴れ。自身のお株を奪うアーチ連発となった〝中野パイセン〟の勇姿に「ビックリしました。とてもビックリしました(笑い)」と規格外男も相好を崩した。