俳優のいしだ壱成(47)が14日、高円寺pundit,でトークライブを行い、芸能事務所との契約が間近であることを報告した。

 壱成は今年1月に同会場でトークライブに出演予定だったが、体調不良のためドタキャン。壱成は謝罪し、日を改めて、イベントに参加することを約束していた。

 約束を守る形で壱成はこの日、俳優の黒田勇樹(40)と「いしだ壱成×黒田勇樹『あの頃のドラマについて語る会』」と題し、トークを繰り広げた。

 イベント冒頭の挨拶で壱成が「会場の皆さまに特別に言うと事務所が決まりそうです」と報告すると観客から拍手が沸き起こった。続けて「テレビの露出も増えると思いますのでよろしくお願いします」と頭を下げた。

 演出家として活動する黒田から「『小劇場とかからコツコツやろうぜ』って言って、自分の稼ぎにしようと思ってここに来たのに(笑い)。メジャーに行っちゃうの、また?」と問われると「メジャーでやってナンボっていうのもある」と回答した。

 今後は俳優業に専念する意向を示しており「月9で復活したい。名バイプレイヤーを目指したい」と目標を語った。

 イベントでは自身が出演した人気ドラマ「ひとつ屋根の下」(フジテレビ)、「未成年」(TBS)、「聖者の行進」(TBS)の共演者との思い出話や撮影秘話を語った。

 予定の2時間をオーバーしても話し足りなかったようで壱成は「まだ第2回、第3回とやって行きますので、よろしくお願いします」と次回開催を約束した。

 奥野徹男店長は「約束を守ってくれた、いしださんに感謝しています。今回をきっかけにうちの名物イベントになってくれたらうれしいです」と喜んでいた。