【ペンシルベニア州ウィルクスバール発】WWEのスマックダウン(SD)で、中邑真輔(42)が逆襲の〝嘲笑〟だ。

 先週のSDでは、WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ率いる「ザ・ブラッドライン」に報復を宣言。先月のSDではブラッドラインにだまし討ちを食らっただけに、怒りを見せていた。だが、かつての相棒で〝告げ口男〟サミ・ゼインとの一騎打ちでは、まさかのリングアウト負けを喫した。
 
 これを受け、今週のSDオープニングで、レインズの代理としてゼインがロウタッグ王者のRKブロ(ランディ・オートン&リドル)と対峙すると「中邑はブラッドラインを侮辱した。だから先週、俺がヤツの対応をしただろ」と中邑にリングアウト勝ちしたことを勝ち誇った。

〝告げ口男〟はリドルとのシングル戦でも先週と同じ卑きょうな戦法で場外リングアウトを狙ったが、最後はリドルのブロデリックを浴びて敗戦。ブラッドラインのTシャツを着たゼインは首を振りながらバックステージを歩いていると、満面の笑みを浮かべた中邑が現れた。

 会場から歓声が上がる中、ゼインの肩に手をかけて「サミ!」と話しかけると「ローマンはヘッド・オブ・ザ・テーブルだけど、アンタはテーブルのケツだな~、アーハハッ!」とあざ笑った。さらに不敵なウインク連発で挑発。去り際も嫌みな笑顔でゼインを敵視した。

 かつては相棒だったザインに報復を予告したのか? 中邑の今後の動向に注目だ。