東京女子プロレスの「享楽共鳴」(中島翔子&ハイパーミサヲ)が、プリンセスタッグ王座挑戦を表明した。

 3日の後楽園大会でプリンセス・オブ・プリンセス王者の中島にミサヲが挑戦し、絆を深めた享楽共鳴の2人。15日の両国KFCホール大会では瑞希&遠藤有栖と対戦した。

「新生・享楽共鳴」をアピールしていた2人だが、握手と見せかけての奇襲やらミサヲのスプレー攻撃など、ズル賢いファイトスタイルはこれまでと何ら変わらず。瑞希をクイックタッチで翻弄し、最後は奮闘する遠藤をミサヲがハイパミ・リターンズ(ファイナルカット)で沈めた。

 試合後、ミサヲは瑞希を呼び止め「史上最高に享楽共鳴がいい感じのタッグになっている。タッグベルトに挑戦させてほしい。中島さんに相談してないけど、享楽共鳴の絆は深いからOKですよね?」と瑞希と坂崎ユカが保持するプリンセスタッグ王座に独断で挑戦表明。

 これに中島が「もちろん」と呼応するとミサヲは「ユカさんは海外に飛んでいるけど、享楽共鳴のように独断で決めるほどの絆はあるかな?」と瑞希を挑発した。

 すると瑞希は売り言葉に買い言葉で「なめんなよ! やりましょう」と即決。6月19日後楽園ホール大会での同王座戦が電撃決定した。

 シングル王座も持つ中島は「サイバーファイトフェスティバル」で坂崎とのV3戦を控えるが、「東京女子史上初の2冠王になる!」ときっぱり。偉業達成なるか注目だ。