国際政治学者の三浦瑠麗氏が１６日、ツイッターを更新。飲食店運営会社「グローバルダイニング」の訴訟問題に言及した。

　この裁判は去年の緊急事態宣言中、グローバルダイニングが経営する店舗に対し、東京都が時短命令を出したのは営業の自由に対する侵害だとして、会社側が都を訴えたもの。東京地裁は１６日の判決で「夜間の営業継続が感染リスクを高めていたとは認められない」とし、時短命令を違法と判断。しかし、損害賠償についてはこれを退けた。

　三浦氏はこの判決について「グローバルダイニング訴訟の件に関して言いたいことはたくさんあるが、一審で違法性の判断は少なくとも一部については下された」と評価。

　続けて「政治や分科会は必要性の乏しい緊急事態宣言やまん防延長等を行わないよう、また国民との従前の約束に違うようなゴールポストの移動をしないように、くれぐれも自戒すべし」と根拠が乏しい営業制限などをやめるよう訴えた。

　グローバルダイニング側は今回の判決を不服として即日控訴したという。