スーパースター獲得の布石なのか…。フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が来季に向けてポルトガル1部の名門ポルトを指揮しているセルジオ・コンセイソン監督(47)の引き抜きを検討していると、フランスメディア「FOOT MERCATO」が伝えている。

 欧州チャンピオンズリーグ制覇を逃したPSGはマウリッシオ・ポッチェティーノ監督の解任を検討しており、後任に、2017年までフランス1部ナントを率いていたコンセイソン監督をリストアップ。同メディアによると、PSGでスポーツディレクターを務めるレオナルド氏がすでにコンセイソン監督と接触したとし、違約金は1000万ユーロ(約13億4000万円)という。

 コンセイソン監督もパリ行きに前向きな姿勢だったと伝えられる一方で、フランスメディア「10sport」は、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドがPSGに加入するかもしれないと報じた。

「C・ロナウドはユナイテッドがチャンピオンズリーグに出場しないため来季にレッドデビルでプレーしない可能性がある。それならPSG?」とし「この夏は適切な機会かもしれない」と伝えた。このようにPSGがC・ロナウドの関心を引き付けるため同郷の指揮官をリストアップした公算もあり、今後オフの動向が注目されそうだ。