日本ハムの4年目・万波中正外野手(22)が18日のオリックス戦(ほっともっと)で自身初の1試合2本塁打を含む5打数3安打5打点の大暴れ。11―4の勝利に貢献し、お立ち台に上がった。

 万波は「まさか2本も打てると思っていなかったので最高です。どっちも打った瞬間、入るなと思った。どっちもジェイ(野村)が出塁してくれていたので、なんとか先の塁に進めようということで、追い込まれる前に勝負を決めたいなと思っていきました」とファーストストライクをとらえた6号2ラン、7号3ランを振り返った。

 同じ2018年ドラフトの同期、生田目が先発(4回2/3で3失点)し、2番手・吉田輝(2/3で1失点)に今季初勝利がついた。

「先発の生田目さんが同期なので、なんとか勝ちを付けたいなと思っていましたけど、取られた後に輝星が投げて勝ちがついたりして。僕ら2018年ドラフト組としては、本当にいい試合になったと思います」とした万波。

 7本塁打は同僚・アルカンタラと並ぶリーグ2位タイながら、打率2割1分2厘と確実性が課題となっている。これに万波は「僕は打ったり打たなかったりがすごい激しいので。とにかくグラウンドでシケた顔だけはしないように、頑張ろうと思ってやっています」とプレーする上での心掛けを語っていた。