新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカ(34)が20日、生まれ故郷である愛知県安城市のPRアンバサダーに就任した。

 この日安城市役所で行われた委嘱式では、神谷学市長からオカダに委嘱状が交付された。アンバサダーとして安城市を全国、全世界に広めてほしいというメッセージを受け取ったオカダは、自身の活躍で地元をPRすることを約束。「安城市にカネの雨が降るぞ!」と決めゼリフで締めくくった。

 新日本プロレスが旗揚げ50周年を迎えた2022年は、安城市制施行70周年にもあたる。これを記念し11月12日には愛知・東祥アリーナ安城(市体育館)で新日本の大会開催も決定。2012年1月にレインメーカーとして凱旋してから10周年の節目に、オカダの凱旋試合が行われることになった。

 オカダは「レインメーカーになって10周年という節目に、生まれ故郷で凱旋試合が行うことができ、大変うれしく思っています。安城市の方々にプロレスの試合を見てもらい、楽しんでいただけるように頑張ります。また、安城市PRアンバサダーにも就任させていただき、安城市とプロレスどちらも盛り上げていきたいと思います」とコメント。今後はSNSなどで観光名所や地域特産品など、安城市の魅力も広く発信していく予定だという。