反省は尽きなかった。広島の大瀬良大地投手(30)が20日の中日戦(マツダ)に先発し8回7安打5失点だった。それでも打線が中日先発・大野雄を攻略するなどし計12安打11得点。右腕はリーグトップタイの5勝目を手にした。

「2週間(登板が)空いていたので、できるだけ長いイニングを投げたいなと思っていた」という大瀬良。1イニングで27球を要し4安打4失点した6回を振り返り「スイスイいけたら良かったですよね…」と悔しそうに話した。

 それでも「チームの連敗が止まったので、それがすべてかな」と前向きに語った。次の登板予定はソフトバンクとの交流戦。大瀬良は「次はしっかりと僕が投げて〝チームを勝たせられた〟という試合になるように頑張りたい」と表情を引き締めた。