俳優中村倫也(35)柄本佑(35)が21日、都内で、映画「ハケンアニメ!」(吉野耕平監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

同作は、辻村深月氏の同名小説が原作。主演・吉岡里帆(29)演じる新人アニメ監督・斎藤瞳が、最も成功したアニメに与えられる称号「ハケン(覇権)」をめぐって奮闘する物語。

作品のみどころについて中村は「早くみなさんに(柄本)佑の『ずるかっこよさ』と、なんといっても(尾野)真千子姉の入浴シーンをお届けしたいなと(笑い)。何がどうとかいわなくても、とにかくみろっていえるような作品に吉野の耕ちゃん(監督)がしてくださったと思います」。

柄本は「返す刀で言わせていただければ、倫也くんの『ずるボディー』。あのボディーはいい。風呂上がりのあのボディーは。説得力がありますよね。(部屋に)こもって『あー』ってなっている。あれで(腹筋)バキバキとかになっていたらね。『そんなのお前こもってねえだろ、ジムとかいってねえか』とかいわれちゃいますから」と中村の役作りを称賛した。

これに対して中村も「ダメなんだよね、モテない設定なのにバッキバキのやつとかね」と役の設定にあった体作りに自信を見せた。

吉岡、尾野真千子、高野麻里佳、吉野監督も出席した。