ノア・武藤敬司「近々に報告することがあります」復帰戦で黒星「気持ちが落ちるよ」
「プロレス・ノア」(21日、大田区総合体育館)
左股関節唇損傷のため1月8日の試合を最後に欠場を続けていた武藤敬司が約4カ月ぶりの復帰戦となる6人タッグ戦で敗れた。
武藤は丸藤正道、サイバーファイトフェスティバル(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)でGHCヘビー級王者の潮崎豪に挑戦する新日本プロレスの小島聡と組み、潮崎、清宮海斗、田中将斗組と対戦。清宮と激しやり合い、ドラゴンスクリュー、シャイニングウィザードなどを繰り出して奮闘した。
終盤には小島とやり合っていた潮崎にシャイニングウィザードを丸藤の虎王と同時発射するアシストを見せたが、最後はトドメとばかりにラリアットを放った小島が、潮崎にカウンターのラリアットで迎撃されて3カウントを奪われた。
試合後の武藤はガックリ。「非常に悩んでいる。相手の技を受けるじゃなくて、自分の技を仕掛けるときに、ちょっと痛みが股関節に走ったりするからよ。気持ちがね、落ちるよ」と回復具合に不満の様子で、「今はあまりしゃべりたくない。近々に、近々に、近々、報告することがあります」と言い残して去っていった。