明石家さんまが21日深夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。フジテレビの新社長に内定した港浩一氏について語った。

 港氏は制作部時代、バラエティー番組のディレクターとして活躍。「夕やけニャンニャン」「オールナイトフジ」など数々の人気番組を担当した。プロデューサーとしても「とんねるずのみなさんのおかげです」「とんねるずのみなさんのおかげでした」などのヒット番組を手掛けた。

「お台場明石城」などで関わりの深いさんまは、このニュースに「俺の番組もいろいろやってくれたりしてますけど、その人が今社長になった。でもほとんどの人が今、(テレビ)局の社長になるのすごい怖いみたいで」と苦笑し「今大変な時期なの、テレビ業界。そこで社長にならされるのは『え~…』って感じやと思うねん」と推測した。

 さらに「芸人好き」を公言しているアシスタント・横山玲奈に「まあ、バラエティーは大事にしてくれはるから、バラエティーは多くなる。お前はうれしいな」と話を振りつつ「でもまあ、とんねるずになるやろなあ。残念。俺の知ってる人は誰も社長にならない。悲しい…。つらい…」と笑わせた。

 その上で港氏に「バラエティー頑張ってほしいけど、バラエティーも大変なんで、どういう展開にもっていくか。フジテレビだけの心配してる場合じゃないんですよ。今はテレビ局(全体)が心配で」とエールを送った。