指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ「=LOVE」(イコールラブ)が21日、初の沖縄公演となる「那覇文化芸術劇場なはーと 大劇場」でツアーファイナルを迎えた。

 4月3日の北海道公演を皮切りに、全国10都市18公演を駆け抜けた。沖縄公演は「昼の部」「夜の部」の2公演行われ、ライブ本編では代表曲「ウィークエンドシトロン」「ズルいよ ズルいね」「しゅきぴ」「夏祭り恋慕う」「青春“サブリミナル”」ほか、それぞれ20曲を披露した。

 アンコールでは、25日に発売される11thシングル「あの子コンプレックス」と、カップリング曲の計4曲を続けて披露。佐々木舞香、野口衣織、諸橋沙夏によるユニット新曲「知らんけど」ではマイクスタンドを使用した斬新なパフォーマンスを、高松瞳ソロ新曲となる「僕のヒロイン」でエモーショナルに楽曲を歌い上げ、山本杏奈初の単独センター新曲「笑顔のレシピ」では、メンバーが一丸となり笑顔でパフォーマンスを披露。沖縄に集まったファンへのすてきなサプライズプレゼントとなった

「知らんけど」について、佐々木は「緊張しますし、反応もすごく気になったけど、スタンドマイクもあってカッコよくできたよね?」と振ると、諸橋は「できたんじゃないですか。もっといいパフォーマンスできるように頑張ろうね。エイエイオー!」とかわいく拳を突き上げた。

 高松はソロ新曲「僕のヒロイン」の振り付けについて、リーダーの山本に頼んだことを告白。「昼、夜ともにガチガチであんまり踊れなかったんだけど、〝振付師・山本杏奈〟の振りを見てほしい。ありがとう!」と感謝すると、山本は「振り付けをメンバーの曲ですると聞いた時はビックリしたんですけど、私だからこそ作れる思いがあるんじゃないかと思って、いろいろ詰め込ませていただきました」と明かし、「瞳、すてきに踊ってくれてありがとう!」とメンバー愛を感じさせるやり取りに会場からも大きな拍手が送られた。

 その山本がセンターを務める「笑顔のレシピ」について「夜公演は笑顔で全開でできたんじゃないかなと思います」と手応えを語った。