比較したのはこの4品(東スポWeb)
比較したのはこの4品(東スポWeb)

【食いしん坊記者がプロにジャッジを依頼 コンビニぺこ活!】

 シェフ、講師、そして検証者として知る人ぞ知るX氏を招き、コンビニグルメを比較、ガチ検証する月イチ企画。本紙の腹ペコ女性記者ともども、注目したジャンルは…。(評価は上からS→A→B→Cの順。商品は地域や店舗によって取り扱っていない場合もあります)

 朝ごはんや昼食など、忙しい時にコンビニのパンを買って食事を済ませるという人も多いのではないでしょうか。最近はカフェで売られているようなクオリティーの高いホットドッグもコンビニで手軽に食べられるようになりました。パンの質感やソーセージの食感も各社比べてみると違いがあります。というわけで、セブン、ファミマ、ローソンのソーセージパンを比較してみました!

 まずはセブン―イレブンの「ホットドッグ」。実は私はこのセブンのホットドッグが好きで、たまに朝食として食べたりします。パリッと粗びきなソーセージや少し硬めなパンがおいしい。ケチャップとマスタードのバランスも良くてお気に入りのコンビニパンでもあります。

 そんな同商品を試食したX氏は「ソーセージはかむとジュワッと肉汁が出てくるようなジューシーさが感じられるし、パンもかみごたえがあって良いですね。実はホットドッグにはバターロールのような軟らかすぎるパンは合わないんです。これくらいしっかりとしたパンの方がおいしく感じられますね」と高評価でした。

 次に印象的だったのはファミマの「大きいあらびきチョリソー」です。普通のソーセージより、チョリソーの方が味にパンチがあって好きだという人も多いかもしれませんね。同商品も普通のホットドッグとは違った風味が感じられて大人な味わいでした。

「チョリソーのピリ辛具合は少しおとなしめですが、ほのかに辛味を感じられるところがおいしいですね。パンはセブンのホットドッグよりも少し軟らかめ。大きいので満足感があります」(X氏)

 ここまではケチャップとマスタードという王道のホットドッグ。一方で、ローソンにはひと味違った商品があります。

「あらびきソーセージ~オニオンからしマヨ~」はその名の通り、ホットドッグの上にオニオン入りのからしマヨネーズがトッピングされているんです。ツナマヨのオニオン入りはパンでもよく見かけますし、おいしいですよね。でも、からしマヨとオニオンがホットドッグと合わさるとどんな味になるのか私もX氏も想像がつきませんでした。

 いざ試食してみると、なんとも不思議な味わい! あらびきソーセージとからしマヨの組み合わせがパンチの効いた味になるのですが、オニオンの風味で少しまろやかな味にも感じられるんです。X氏も「タマネギの食感がシャリシャリしていますね。マヨネーズの風味と胡椒が効いたソーセージが合わさってちょっと面白い味に感じます。パンの生地は甘味があっておいしいです」とジャッジしました。

 ちなみに、コンビニのソーセージパンはそのままでもいいですが、自宅などで食べる際はトースターで温めるとさらにおいしく食べられると思いますし、X氏も推奨していました。ぜひ試してみてください。

各商品の詳細評価はこちらから

「ホットドッグ」(セブン-イレブン・151円)
 セブンの「ホットドッグ」はX氏も高評価(東スポWeb)
セブンの「ホットドッグ」はX氏も高評価(東スポWeb)

 評価=S「粒マスタードがしっかり入っている。ソーセージの粗挽き具合は中程度。パンがしっかりしており、かみごたえがあっておいしい」

「大きいあらびきチョリソー」(ファミリーマート・138円)
 ファミマの「大きいあらびきチョリソー」(東スポWeb)
ファミマの「大きいあらびきチョリソー」(東スポWeb)

 評価=A「チョリソーのピリ辛具合がかなりおとなしめ。パンは少し柔らかめだが満足感はある」

「手巻きソーセージドーナツ」(ファミリーマート・138円)

 評価=B「オーブントースターなどで温めた方がおいしく食べられる。ソーセージメインのパンという感じでパン生地は少し甘め。パン粉が付いているので焼くとサクッとしておいしいと思う」

「あらびきソーセージ~オニオンからしマヨ~」(ローソン・130円)
 オニオン入りのからしマヨが特徴的なローソンの「あらびきソーセージ~オニオンからしマヨ~」(東スポWeb)
オニオン入りのからしマヨが特徴的なローソンの「あらびきソーセージ~オニオンからしマヨ~」(東スポWeb)

 評価=C「タマネギの食感がシャリシャリしている。パンの生地は甘味があっておいしい。ザ・惣菜パンという感じ。ソーセージは胡椒が効いている」