ハードコア&デスマッチユニット「プロミネンス」がDDTマットで本領発揮だ。

 22日の後楽園ホール大会で「プロミネンス」の鈴季すず、藤田あかねがタッグを組み、勝俣瞬馬と小嶋斗偉の遠い親戚とされるカルーセル・シュン、エリザベス・トーイ組と対戦した(「・」はハート)。

 早速トーイがパイプイスを持ちながら「スーパーハードコアやるわよ」と叫び、藤田とイスチャンバラを展開。その後はシュンが鈴季を、藤田がトーイの頭をレゴブロックの入ったケースで叩き、飛び出たブロックがリング上に散らばった。

 シュン&トーイ組が散乱したブロックの上に鈴季を引きずると「痛い!」とのたうち回る。さらにシュン&トーイ組が「耳に穴、開けちゃうわよ」とピアスの穴を開ける器具を取り出すや、これをプロミネンスが強奪。

 逆にシュン&トーイの耳に穴を開けてしまった。最後は藤田が画びょうバットでシュンを殴ってリングから追い出した隙に、鈴季が得意のジャーマンスープレックスホールドでトーイを仕留めた。

 試合後、マイクを手にした鈴季は「おいカルーセル! 私はな、オマエみたいな厚化粧のおばさんとじゃなくて勝俣瞬馬と試合がしたいんだ!」と熱望。

 それに対しシュンは「プロミネンスいいわね、勢いがあって。でも私は負けてない。覚えておいてください」と勝俣としてではなく、カルーセル・シュンとして再び迎え撃つことを示唆した。果たしてこの戦いに終着点はあるのか…。