お笑いコンビ「次長課長」の河本準一が22日、ニッポン放送「土田晃之 日曜日のへそ」にゲスト出演。メインパーソナリティーの土田晃之と若手時代の思い出を語った。

 2人の初共演は1999年から不定期で放送された「笑う子犬の生活」(フジテレビ系)。土田がまだコンビ「U―turn」時代のことだ。

 土田は当時の河本について「その番組を去る時のことをすごい覚えてる。当時まだ大阪に住んでて、その収録だけで来るわけ」「スタジオのトイレで、河本さんと一緒になって『実は今回が最後なんです』『え!』って。で、そのあと(メンバー入りしたのは)フットボール(アワー)だよね。『え? そうなの! 怖い吉本興業!』と思って」と回想。

 これに河本は「もちろんフットボールアワーが賞獲ったりして勢いが出てきたのプラス、僕がちょっとだけ『子犬』で何回か〝やらかし〟てはいたんですよ」と告白した。

 それによると、同番組はワタナベエンターテインメント制作で、ビビる大木がコンビ時代の「ビビる」が中心的存在だった。しかし、大阪から出てきている河本は「なんとか爪痕を」と、何の脈略もなく上半身裸になり、角田信朗の入場シーンのモノマネを披露するなど、収録をかきまわしたという。

 それらのシーンはすべてカットされたといい、河本は「そういうのが何回かあったあとに、プロデューサーに肩叩かれて『もう少し、大阪を一周しましょうか』という言葉は言われたんです。そのあとにツッチーとトイレで会ったんです」と苦笑した。

 土田も「俺も何なら、大木は後輩なわけ。後輩がMCやってるところに出てるから、ちょっとこっちもねイラっとじゃないけど、爪痕残したい。でもしょうがない、こういう番組だからと思って俺はやってた」と当時の複雑な心境を振り返っていた。