櫻坂46渡邉理佐(23)の卒業コンサート千秋楽公演が22日、東京・代々木第1体育館で行われた。加入から約7年間活動をともにした同期の一期生らが渡邉を送り出した。

上村莉菜(25)は櫻坂46に改名前の欅坂46セカンドシングル「世界には愛しかない」でのMV(ミュージックビデオ)撮影を振り返り「理佐が初めてフロントメンバーになって『出来ない』って言ってたのをすごく覚えてる」と明かした。「そういうときもあったのに今日は理佐のセンター曲で始まって理佐のセンター曲で終わって、かっこいいなって。出会ったときとは全然違う人になっていてすごいなって思います」と尊敬のまなざしを向けた。

その上で「7年間いっぱい笑わせてくれてありがとう。これからもデートしてくれる?」と聞き、渡邉から「するー!」と返され、笑顔でハグをした。

尾関梨香(24)は「理佐がグループにいてくれたおかげで活動が楽しかった。こんなに仲良くなれると思ってなかったから、そう思える大好きな人が増えたのは私にとってもうれしいし誇りだと思う」と胸の内を明かした。「7年間同期としてもたくさん刺激を与えてくれて、実は後輩の面倒見も良かったりして」と感謝した。

続いて「本当に理佐から学ぶことがあったので学んだことを私も忘れずに持ち続けたい」と誓い、「今まで自分に尽くす時間が少なかったと思うので、これから先は自分のことだけ考えてもいいって言うぐらい、世界一周してもいいくらい好きなことを理佐らしくやってほしい」と笑顔で送り出した。

キャプテンの菅井友香(26)はアンコールステージを渡邉とともに2人で披露した。「一期生は7年分の思いがたくさんあるから、感じるものはたくさんある」としみじみ。「理佐は櫻坂になってからも引っ張ってくれて私も助けられたし、いろんなことを笑い飛ばしてくれたからここまで頑張れた」と感謝した。「どんなときも味方でいてくれて本当に助けられました。ずっと友達でいてね、おめでとう」と涙を流しながらハグをし、別れを告げた。