サッカー日本代表の森保一監督が、今季絶好調のMF鎌田大地(Eフランクフルト)の今後の起用プランを明かした。

 鎌田は所属のEフランクフルトで大活躍しており、欧州リーグ(EL)制覇の原動力となり、世界的な注目を集めている。

 24日に取材に応じた森保監督は昨年11月以来の招集となった鎌田の起用法について「4―3―3も4―2―3―1も戦いの中ではある。大地についてはトップ下かインサイドハーフとして考えている」と基本的に中盤での起用になると語った。

 その一方で、森保ジャパンでは以前に1トップもテストしている。指揮官は現在もその適性に期待を寄せており「トップは今もできると思う。タメも作れるし、ゴール前への迫力も鋭さを持っている。状況によってはトップもできると思っている」と持論を展開。FW大迫勇也(神戸)のパフォーマンス低下で今後レギュラー争いの激化が予想される最前線で鎌田を再びテストする可能性を示唆した。

 欧州で輝きを増す鎌田には、カタールW杯に向けて多くのプランが試されることになりそうだ。