King&Princeの永瀬廉(23)が日本テレビ系7月期日曜ドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」(日曜午後10時半)でゴールデン・プライム(GP)帯の民放ドラマ初主演を務めることが26日、分かった。戦国武将のクローン高校生が集結した学校の総長を争う主人公の織田信長役を演じる。

週刊ヤングマガジン(講談社)などで連載された甲斐谷忍氏の漫画「新・信長公記~ノブナガくんと私~」が原作で、とある戦国ヲタクの博士が作り出した武将のクローンたちが、学園を舞台に天下統一に乗り出す物語。永瀬演じる信長は、無気力で奇抜な学ラン姿に、常に何かを食べ続けている風変わりな変人という設定だ。うれしいGP帯民放ドラマ初主演に「めちゃくちゃうれしかったです!」と喜び「『22時半、永瀬か!』みたいな(笑い)。精いっぱい、自分自身を出し切れるように、これからこの作品と向き合っていきたいと思っています」と意気込んだ。

戦いの舞台となる銀杏高校には、信長をはじめ、豊臣秀吉や武田信玄、伊達政宗に徳川家康といった名の知れた武将のクローンたちが集う。頭脳戦やアクション、コミカルな笑いも詰まった学園エンターテインメントで、今後、その他の武将を演じる豪華俳優陣も明かされていく。永瀬も「そうそうたるメンバーなので、まだクランクイン前ですが僕自身少し緊張しています!」と語った。

プロデューサーを務める読売テレビの中山喬詞氏も「誰もが知る戦国武将たちが同じ時代に集まったら、誰が一番強いのか…。甲斐谷先生の独創的で素晴らしい原作を読ませて頂き、子どものようにワクワクしました。戦国武将のクローン高校生たちが、知力と武力で総長の座を目指して大暴れします!」とコメントしている。

◆永瀬廉(ながせ・れん)1999年(平11)1月23日、東京都生まれ。11年4月にジャニーズ事務所入りし、関西ジャニーズJrとして活動。15年から家族の転勤で東京に移住。18年にKing&Princeの一員としてデビュー。19年の映画「うちの執事が言うことには」で映画初主演。20年の主演映画「弱虫ペダル」で第44回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。21年5月からはNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」にも出演。175センチ。血液型O。