世界的ポップアーチストのマドンナが、25日(日本時間26日)にインスタグラムに動画を投稿。24日に米テキサス州ユバルティのロブ小学校で発生した銃乱射事件について、涙ながらに銃の規制を呼び掛けた。

 この事件はサルバドール・ラモス(18)容疑者が銃を乱射して児童19人、教師2人を殺害。犯行後、警官隊に射殺された。マドンナは子供たちの聖歌隊が歌う自身の曲「ゴッドコントロール」のミュージッククリップを見ながら涙を流す光景を投稿。動画の最後は「Wake Up」(目を覚まして)というメッセージで締めくくっている。

 6人の子供の母親であるマドンナは「この19人の子供たちの両親が感じなければならない心痛と、引き裂けた心を私は想像することができません。私にも小学生の子供がいますが、ある日学校から子供が帰ってこなければ、私は生きていけないと思います」と深い心の痛みを語った。

 さらに犯人が18歳の少年だったことに怒りを露わにして「自分自身がまだ子供である18歳の少年が、身元調査や安全トレーニング、質問なしで、誕生日に2丁の自動小銃を購入できるのはどうしてですか?????
犯人はインスタグラムととフェイスブックに無数の警告を投稿し、学校で生徒を撃つ計画を発表していました。しかし誰も気づかなかった!! 誰も彼を止めませんでした。何故このようなことが可能なのですか?」と強い口調で、銃規制を改革するよう政府に訴えている。