ゴルフの国内男子ツアー「ミズノオープン」2日目(27日、岡山・JFE瀬戸内海GC=パー72)、大岩龍一とアンソニー・クウェイル(オーストラリア)が通算9アンダーで首位に並ぶ中、3位から出た石川遼(30=CACIО)は3バーディー、3ボギーと72で回り、通算6アンダーの7位だった。

 石川は2019年12月の「日本シリーズJTカップ」以来約2年半ぶりとなるツアー通算18勝目とともに、今大会上位4人に入ると、獲得できる7月の海外メジャー「全英オープン」(スコットランド)の出場権を狙う。「このコースは自分の持ち球を打っていけるので、あとは自分を信じていけるかだと思う」と語った。

 一方、1988年と94年の尾崎将司以来となる日本人2人目のツアー3週連続優勝を狙った今平周吾は通算1オーバーの76位で予選落ちとなった。「残念。全体的にかみ合わなかった。切り替えていく」とコメントした。