またしても完敗だった。広島は27日のソフトバンク戦(ペイペイ)に0―7で今季4度目の零封負け。先発・大瀬良は今季最短の5回5失点でKO。打線もソフトバンク先発・レイの前に散発3安打と全く歯が立たなかった。

 佐々岡監督は大瀬良の投球を「真っすぐにしろ変化球にしろ制球できていなかった。真っすぐを制球できていなかったから、変化球の甘いところを打たれているという印象」と分析。「やっぱり真っすぐの制球は大事」と厳しい表情で語った。

 交流戦4試合で2度の零封負け。指揮官は「(レイは)球の強さがあったし、初回から(3失点する)ああいう展開になったので打っていくしかなくなった」と話し、28日に向けて「切り替えてやっていくしかない。(先発の)森下でしっかりと勝てるようにやっていきたい」と力を込めた。