オッズパークドキドキスペシャルとしてプロ野球の協賛試合「福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープ戦」が28日、ペイペイドームで行われ、始球式を「オッズパーク杯ガールズグランプリ2021」に出場した小林優香(28=福岡)が務めた。小林は2014年5月のデビューから、ガールズケイリンのトップ選手として活躍。2021年の東京五輪にも出場し、現在もナショナルチームのエースとして2024年パリ五輪出場、悲願のメダル獲得を目指している。

 大役を務めた小林は「前夜から大好きな韓流ドラマやお気に入りの音楽を聞いて、気持ちを高めてきました。ホークスファンの祖母と母からも、『しっかりとガールズケイリンをアピールしてきなさい』とエールをもらい、野球ファンの方に、少しでも自身のことを知ってもらえればと思い、マウンドに向かいました。6年前の始球式ではすごく緊張しましたが、今回はリラックスした気持ちで臨めました」。

 目標としていたノーバン投球はならず、「ボールは真っすぐに投げられたけど、ノーバンを目指していたので、悔しい!! この悔しさをバネに、年末のガールズグランプリ出場に向けて頑張りたい」と本業での活躍を誓った。