伊東ミッドナイト競輪(FⅡ)が28日に最終日を開催する。注目の企画レース「ガールズWトーナメント」9R決勝の中心となるのは、もちろん児玉碧衣(27=福岡)だ。

 2日目9Rはいつもながらの出色のまくりで快勝したが、レース後には何とも言えない違和感があったという。

「初日に疲れがきつかったんで、水風呂にじっくり浸かったんです。そうしたら筋肉が緩みすぎたのか、プカプカ浮いている感じだったんです…」

 詳しく聞くとわずかな筋肉のたわみがレースに与える影響は大きいという。

「コーナーで加速したいところで加速しなかったり、内圏線を踏むときにブレブレになったり。2日目なんか4角がまさにそうで。体幹が押さえつけられるっていうか変な感じなんですよ」

 決勝までに修正を施しより万全な状態を迎えたいが、調整方法を聞くと「水風呂に入る時間を減らします」とのこと。普段のざっくばらんな児玉らしく単純明快だった。