峯岸みなみ(29)が28日、東京・池袋シネマロサで行われたダブル主演映画「終わりが始まり」(中前勇児監督)舞台あいさつで、AKB48卒業から丸1年のこの日、舞台あいさつに登壇した感慨を口にして目を潤ませた。

舞台あいさつの最後に「個人的なことで言うと、去年の5月28日に(卒業公演で)AKB48を卒業して、ちょうど1年のこの日に、皆さんの前、このすてきな場所に立たせていただき、うれしく思います」と口にした。その上で「なので、張り切ってドレスを着た。『張り切っているね』と言われたんですけど、素敵な姿を皆さんに見ていただけて、うれしかったです」と感謝した。

峯岸は劇中で、もう1人の主演の根本正勝(43)が演じた夜の街に染まった男・柏木大輝がスカウトしていた店で働いていた吉田マイコを演じた。撮影は3年前に行われたが、オファー当時を振り返り「お話をいただいた時は忙しくない…お仕事が少なかった時なので、何で私に声をかけていただけるんだろう。ダブル主演…うれしかった」と語った。その上で「(役どころに)アラサー女性の揺らぎがあり、そういう年になったとんだなと。現役アイドルの時に撮ったんですけど、公開延期になって、逆に撮影の後くらいから忙しくなった。監督がアゲる力があるのかなと感謝しております」と笑みを浮かべた。

峯岸とダブル主演を演じた根本が演じる役名が、柏木になった理由について、中前勇児監督は「たまたまAKB48の柏木さん(の作品)で監督をやったたことがあった」と、柏木由紀(30)から取ったことを示唆した。