巨人は29日の日本ハム戦(札幌ドーム)で、今季初先発の4年目左腕・横川が4回途中5失点KO。2―7で敗れた。原辰徳監督(63)は「(横川は)もう少しできる人だと思って、期待をして放らせたということですね。細かいこと言っても仕方ないよ」と責めなかった。

 4回無死満塁で登板した2番手・畠は3連続適時打を浴びた。これに指揮官は「あそこは畠が何とかね。まあ、こういう結果になってしまうね」と実績のある右腕だけに渋い表情。試合後、横川と畠の二軍降格が決まった

 そんな中、3回2/3を1失点と粘った3番手・戸田懐生投手(21)には「そうですね。そうですね。頑張りましたね。彼がいたことでリリーフ陣もそんなに無駄な使い方、無駄と言っちゃいけないけど、そういうあれがなかったからね。よく立て直してくれたね」と高評価だった。