タレントの中居正広が28日にオンエアされたラジオ番組「中居正広 ON&ON AIR」(ニッポン放送、毎週土曜夜11時)で、贈り物をする時に「誰にあげて、誰にあげないか」の線引きについて語った。

 先日、テレビ朝日系情報番組「中居正広のキャスターな会」で、劇団ひとりが新型コロナウイルスの感染が判明し、自宅療養中に中居からお見舞いの品が届けられたことを番組で公開した。このことに中居はラジオで「あんまり自分で話すのも好きじゃないんですけど」と断りつつ「誰にあげて、誰にあげないんだ」という線引きが存在すると話した。

 タレントに限らず一般人でも、贈り物をする人とそうでない人の線引きがあるというのだ。前提として、中居が贈り物をする理由が「ちょっとでも気分が上がってくれればいいな、ぐらいなんですよ」。対象となるのは、贈り物をしたことで「『おそれ多い』と感じてしまう人には、なんとなくやらない感じなんですね」というのだ。

 中居から贈り物が届いても「お返しが来ない。お返しをするような人じゃない人に行ってしまう傾向がありますね。だから、図太い人」が対象になるというのだ。中居は自身が神経質なところがあって「『こういう場合は何を返せばいいんだ』のストレスが、僕あんまり好きじゃなさそうなんですよね」と、返礼品を考えるということにストレスを感じさせることが好きではないという。だからこそ「お返しが来ない人」に贈り物をするという。

 その流れで、中居は「キスマイ(Kis―My―Ft2)が誕生日とかなんかくれるんですけど。もうホント、あれ、いらないんだよな」。これまで誕生日にメンバー全員からのプレゼントがあったというのだ。

 そのプレゼントを「いらない」といった真意について、中居は「メンバーの中でも強制的になったら、もう『誰、考えんだよ!』とか、そこら辺の経緯もなんか、思い浮かぶっていうか。『誰がやんだよ』『じゃ金だけ払えばいいのね』とか」と行事化していることで、キスマイのメンバーに負担を強いているのではというのだ。「だから、その物に対して、熱がそんなにこもってきてないのも感じてるから、もう、やるんだったら『個』でやりゃあいいのに、って思う」と話した。

 このキスマイからのプレゼントを「いらない」と語ったことに、ファンは「キスマイは全力で打ち返さないと」「後輩思いの中居さんは優しい」「ツンデレの極み」など反響も多かった。