2ちゃんねる開設者で実業家のひろゆき氏(45)が30日、ツイッターを更新。元大阪市長で弁護士の橋下徹氏がかかわった人工島・咲州(さきしま)のメガソーラー(大規模太陽光発電)設置計画に言及した。

 この件について追及している作家・百田尚樹は30日、ツイッターで日本維新の会代表で大阪市長の松井一郎氏の発言を取り上げ「松井さん、何も問題ないって言ってしまったね。しかも当時の副市長案件だったと。橋下はまったく関係ないと。ただ、その発言内容は、各所に相当にごまかしというか無理がある」と投稿。

 しかし、ひろゆき氏はこの投稿を引用した上で「上海電力がどうたらで、具体的に何が問題なのか全く書いてないけど『問題ありそうな雰囲気』だけを書いてる文章」と指摘した。

 その上で「マジで何が問題なのか具体的に知りたいので教えてください。それとも何が問題なのか、わからないで書いてますか?」などと疑問の声をあげた。

 問題の咲州のメガソーラー設置事業は一般入札で日本企業が受注。しかし、その後の2014年4月に上海電力日本株式会社が出資する形で事業に参入した。上海電力は事実上、中国の国有企業であるため、安全保障上問題があるとして入札後に参入した経緯について橋下氏に説明を求める声があがっている。橋下氏は「入札の一案件に知事・市長が関与できるわけがない」などと疑惑を否定している。