ハロー! プロジェクトのアイドルグループ「Juice=Juice」(リーダー・植村あかり=23)が30日、東京・千代田区の日本武道館でコンサート「Juice=Juice CONCERT TOUR ~terzo~ FINAL 稲場愛香卒業スペシャル」を開催した。

 グループのサブリーダー・稲場愛香(24)が同公演をもって卒業した。 稲場は2014年に「カントリー・ガールズ」としてデビューすると、一時は体調不良で芸能活動を休止。2018年6月13日に「Juice=Juice」に加入した。

 コンサートは「Va‐Va‐Voom」でスタート。4月20日にリリースされたサードアルバム「terzo」から「POPPIN’LOVE」「STAGE~アガってみな~」やメジャーデビュー曲「ロマンスの途中」「私が言う前に抱きしめなきゃね」も披露した。

 稲場が卒業ソロ歌唱曲に選んだのは、アイドル全開のカワイイ楽曲「もしも…」(ハロー! プロジェクト『モベキマス』)。ファンから〝あざとカワイイキャラ〟として親しまれた稲場が「私らしい曲」として選んだ。

 卒業のメッセージを伝える時には涙ぐむ場面も。「これまでの私の活動を通して、誰かの力になれたかもしれない! と思えた時に、心から喜びを感じることができました。そんな喜びをたくさん感じられた私のアイドル人生は本当に幸せでした!」と笑顔を見せると「またみなさんにお会いできる日を楽しみに〝がんばりまなかん〟してききます!」と感謝した。