歌手の氷川きよしがこれまでリリースした数々のオリジナル作品の中より、氷川自身がセレクトした楽曲を集めた新アルバムシリーズの発売を発表した。

 6月21日には第一弾として「氷川きよし オリジナル・コレクション Vol.01~演歌 歌謡曲の世界~」を発売。Vol.1にはオリコン週間シングルランキング1位を記録した最新曲「群青の弦」と新たにレコーディングした「夜のぬくもり」、「道」の新曲の2曲を加え、全30曲収録している。

 今秋には「氷川きよし オリジナル・コレクション Vol.02~時代物 音頭の世界~」、今冬に「氷川きよし オリジナル・コレクション Vol.03~ロック ポップス バラードの世界~」の発売を計画している。

 6月発売のVol.01では黒のタキシードを着た氷川がさわやかに微笑みかけるビジュアルをジャケットに使用。豪華撮りおろしの28ページの写真集と特製トートバッグ、さらに、シリーズ3作にそれぞれ作られる缶バッジがオリジナル特典として封入される。

 発売に先駆けて、公開されたビジュアルは3月に都内のスタジオで撮影。写真集には黒のタキシード姿で様々な表情を見せる氷川が、ガーベラを持ってポーズをとるビジュアルなどが収録されている。また、シックな黒のスーツでグロサリオを持つポーズも収録している。

 氷川は「たくさんの楽曲の中からセレクトする作業は迷いながらも楽しいものでした。振り返ると素敵な作品ばかりで、絞り込むのに苦労しましたが、いい形でまとめられたと思っておりますので、楽しんでいただけると思います」とコメント。

 今回、新たにレコーディングした「夜のぬくもり」、「道」については「『夜のぬくもり』は、レーモンド松屋さんにお作りいただきました。なかなかレーモンドさんには曲は書いていただけないのですが、特別に書いてくださって本当にうれしいです。『道』に関しては、一つひとつの言葉に共感を覚えましたし、人生を歩んでいく、この曲がりくねった道を歩み続けるというところに道は開けていくんだというふうに思いました。歌っている本人も励まされる一曲です」と解説している。