空気階段・水川かたまり、初のBLドラマ脚本担当！「君のことだけ見ていたい」
映画『メタモルフォーゼの縁側』（6月17日公開）で芦田愛菜と宮本信子演じる主人公が熱狂するBLマンガ「君のことだけ見ていたい」が、空気階段の水川かたまり脚本で実写ドラマ化されることが決定した。
「このマンガがすごい！2019」オンナ編第1位を受賞するなど数々の賞を受賞した漫画を原作とした映画『メタモルフォーゼの縁側』は、人付き合いが苦手な17歳の女子高生・佐山うらら（芦田）と、75歳にしてBLを知った老婦人・市野井雪（宮本）が、大好きなBLマンガを通じて交流を深めていく友情物語。うららと雪をつなぐキーアイテムとなるのが、BLマンガ「君のことだけ見ていたい」だ。
ドラマ「君のことだけ見ていたい」は、映画公開初日の6月17日から動画配信サービスHuluで、Huluオリジナルドラマとして全4話が一挙独占配信される。NHK連続テレビ小説「おちょやん」でヒロインの弟・ヨシオを演じた倉悠貴と、「ブラック校則」「恋に無駄口」などで知られる水沢林太郎が出演し、水川が初のBLドラマ脚本を執筆する。
原作でも映画でも詳細には描かれることのなかった淡く儚い男子高生2人の恋と青春の物語が展開。高校3年生・浅倉咲良（倉）は、幼なじみの永瀬佑真（水沢）に恋心を抱く。高校最後の夏、咲良は突然に佑真にキスをして……という本作の予告編も公開された。
さらに、咲良や佑真の担任・石野先生役をじろう（シソンヌ）、石野先生と結婚する音楽教師・中山先生役を片山友希、咲良に恋心を寄せる莉子役を石川瑠華、莉子に片思いするノリオ役を櫻井健人が担う。
脚本の水川は、「脚本を一生懸命書かせてもらいました。本当に素晴らしい作品になってると思います。間違いなくなっています。間違いないです。間違いないです！」と自信をのぞかせる。
また、石野先生役のじろうは、「主人公の男の子2人のシーンはすごく画もキレイになっていると思います。僕のシーンではクスクスと笑ってもらえたら嬉しいです。かたまりのつくった世界観を邪魔しないよう、真面目に脚本通りやりました。ちょっと邪魔しているかもしれないですが、ふざけてないです（笑）。もしつまらなかったらそれはかたまりのせいで、私のせいではありません（笑）。同日に公開する映画『メタモルフォーゼの縁側』とセットで観たらより楽しめると思います。ぜひご覧ください」とコメントを寄せている。（編集部・梅山富美子）
