郷ひろみ(66)が、NHKBSプレミアムの特集ドラマ「定年オヤジ改造計画」(7月25日午後9時)で主演を務めることが31日、同局から発表された。ドラマ主演は、96年のTBS系「坊っちゃんちゃん」以来、26年ぶりとなる。

垣谷美雨氏原作の同ドラマは、昭和育ちの会社オヤジが、家事に育児に少しずつ成長していく姿を、笑いたっぷりに共感を込めて描かれる「ハートウオーミング・コメディードラマ」。郷が演じる主人公・常雄は、「子どもは3歳までは母親が育てるべき」「女は子どもを産んで育ててこそ一人前」といった考えを持つ会社人間。定年後、ひょんなことから息子夫婦の頼みで、3歳と1歳の孫2人の面倒を見ることになる“保育ジイジ1年生”を演じる。

郷は「今年の8月1日に、レコードデビュー50周年を迎えるという記念の年に、このような形でドラマに出演させていただき、本当に光栄に思っています。また、芸能人生で初の大きな仕事が、NHK大河ドラマだったので不思議な縁を感じます」とコメント。さらに「素晴らしい共演者、スタッフの皆さまの情熱ですてきな作品になりました。視聴者の皆様が持っていらっしゃるかもしれない郷ひろみのイメージを、良い意味で裏切る主人公です。たくさん笑顔になって、最後には幸せな気持ちになってもらえると思いますので、ぜひご覧いただけるとうれしいです」と呼び掛けた。

ほか、妻・十志子役を伊藤蘭、娘役を成海璃子、息子役を矢本悠馬、息子の嫁役を佐津川愛美らが演じる。