11月開幕のカタールW杯に向けて国際親善試合パラグアイ戦(6月2日、札幌)やブラジル戦(同6日 東京)など4連戦に臨む森保ジャパンのMF遠藤航(29=シュツットガルト)が後輩を〝猛プッシュ〟した。

 今シーズンは日本代表メンバーとしてW杯出場権の獲得とクラブの1部残留に貢献するなど大車輪の活躍を見せた遠藤は「非常にタフなシーズンだったけど、ホッとした部分もあるし、ここからだなという思いもある。最低限の結果を得られたシーズンだったかな」と振り返った。

 日本代表の中心選手となった遠藤は、同じシュツットガルト所属で主に左サイドバックを務めるDF伊藤洋輝(23)が森保ジャパンに初招集されたことに「身長(186センチ)もあって左足の精度も高く、足も速い。1対1にも強いし、バランスもいい」と大絶賛し「あの年齢であれだけのプレーをブンデス(ドイツリーグ)でやれているのは個人的にも期待が持てる」とさらなる飛躍を願っていた。

 また、カタールW杯本番を前に強豪国と対戦することについて「僕らの力が通用するか。勝ち点3(勝利)を取ることにこだわって準備していきたい」と語っていた。