米バイデン大統領は1日未明(日本時間同日夕)に公式ツイッターを更新。ホワイトハウスに招待した世界的音楽グループ、BTSのメンバーと会談した様子を動画にアップし、感謝の気持ちをコメントに込めた。

バイデン大統領は、米国社会で深刻な「アジアン・ヘイト」をはじめ、人種差別問題の解決へ向けた方策を話し合うため、BTSを韓国から米ワシントンDCのホワイトハウスに招待。人の生き方の多様性を醸成する環境作りになどについて意見を交換した。

バイデン大統領は公式ツイッターで「お会いできて良かったです、@bts_bighit。アジアン・ヘイトクライム(犯罪)と差別の増加についての認識を高めるために、あなた方が取り組んでいるすべての行動に感謝します」とつづった。

「近いうちにもっと多くの会話を共有できることを楽しみにしています」と結び、今回の会談の続きがあることを示唆した。

動画の中では会談の1シーンも紹介。バイデン大統領は「多くのアメリカ系アジア人の友人たちがこの地で現実に人種差別問題を抱えています。影響のある良心的な人が憎悪についても問題点を語ることで、解決に導きます。本当にありがとう」とメンバーに呼びかけた。

リーダーのRMは、バイデン大統領を前にして「私たちこそ、ヘイトクライム法の制定され、問題解決に向けて取り組んでおられる大統領のご決断に心から感謝しています。微力ですがお力になりたいと思います」と英語で応じた。