演歌歌手出光仁美(37)が1日、都内で約4年ぶりのライブを行った。

コロナ禍などでファンと直接触れ合える機会がなくなり、この日は、2月に新曲「再会橋で」を発売したタイミングでファンと“再会”。「久しぶりで心臓がバクバクしとる」「お客さんが来てくれんかったら、どげんしよっとと心配しとった。今日は来てくれてありがとうございます」などと出身地・福岡県宗像市の博多弁を交えてあいさつ。新曲やデビュー曲「おんな七厘・神楽坂」などのオリジナル曲や、夏川りみ「涙そうそう」、美空ひばり「お祭りマンボ」などのカバー曲を含む全22曲を熱唱した。

歌手を目指して上京したのが14年前。約2年は修行の日々だった。「3人きょうだいで兄が2人。末っ子で甘やかされて育ってきました。それが、昼はレッスンで怒られて泣き、夜は自分の部屋でホームシックで泣いて、いつも目がはれていました。そんな私がデビューして12年。こうやって歌えるのは、いつも応援してくれる皆さんのおかげです」。この日も涙声になってファンに感謝の言葉を続けた。

ライブは生配信で全国にも届けた。