中日が1日の楽天戦(バンテリン)に0―2で敗れた。今季8度目の完封負けで借金は「4」。交流戦は4勝4敗となった。以下は試合後の立浪和義監督の一問一答。

 ――先発・上田は四球が絡んで(失点した)

 立浪監督 前回(5月12日)、神宮ではまあまあストライク先行できて、小雨の中ね。今日は立ち上がり緊張したのか、持ち味のストライク先行の投球ができなかったのが反省点ですね。

 ――リリーフ陣は無失点

 立浪監督 (上田が失点した)2点だけに抑えたリリーフ陣は完璧。後は追い上げないといけない。打てなかったという話ですよ。今日は。

 ――大島のここのところの数字が…

 立浪監督 離脱して帰ってきてから、ちょっと足が踏ん張れないのか、打球に力がないのが続いてますけど、そのうち打つ選手ですから。

 ――楽天先発・辛島投手を打ち崩せなかった

 立浪監督 見てたら打てそうで打てないタイプの投手だと思う。ある程度、変化球を狙っていきながらというところで…。終盤チャンスを何回か作った中で一本が出なかった。今日はそこだけだと思います。

 ――8回無死一、二塁から阿部の右飛で二走・鵜飼がタッチアップできなかった

 立浪監督 もう少し二塁ベースの近くでハーフウエーして。抜けてからでも帰れるので。(打球を)取られたらタッチアップしないといけない。走塁ミスですよね。

 ――先発投手がもう少し出てきてほしい

 立浪監督 もちろんそうですね。ただ若い投手もチャンスですからね。若い投手も来年に向けて出てこないといけない。(上田の)今日の内容はストライクが入らず逃げの投球に見えた。しっかり練習してまたチャンスをつかんでほしい。

 ――明日は松葉投手が先発。もし5回までだとリリーフを使わないといけない

 立浪監督 ありがとうございます。心配していただいて。

 ――(松葉投手は)5回まで(で交代させる)という原則を…

 立浪監督 状況見ながらですね。