デビュー10周年を迎えたアニソン歌手春奈るな(30)が30日、都内で、デザインプロデュースを手掛けるウエディングドレスブランド「LUNAMARIA」の新作ドレスを披露した。

16年からスタートし、今回が第7弾。自身もトランプ柄のドレスを着用し「不思議な国のアリスをフィチャーリングしました。袖も大きめでロリータ感が強めです」と解説した。

この日は新作5着を発表したが、同柄を着用した理由について「ルナマリアはメルヘンチックな、女の子が小さいころに夢見たデザインなのですが、ぱっと見て、おもしろい印象をもっていただければと、インパクトがあるものを選びました。頭の飾りも重いんです」。

春奈は5着のドレスについて、それぞれデザインのコンセプトを解説。自身の身長が148センチということもあり、マーメイド柄など、背の低い女性には着づらいデザインだが「低い方でも着てもらいやすいように、視覚が上にいくように、身長に合わせたデザインも心掛けました」。

10周年を迎えたことには「あっという間ですね。ここまで来られたありがたさと、まだこれからという気持ちもあります。次の20年に向けて、すてきに年を重ねたアーティストになりたい。ドレスのデザインも含めて、自分の気持ちを伝えて、ファンの方との交流も広めていきたい。自分の好きなものを着たいので、ロリータファッションは一生、着たいです」。

最後に自身がウエディングドレスを着る時期について聞かれると「果てしなき先まで、見えないですね。アニメやゲームが好きなので、その世界では何度も結婚はしているのですが、3次元では予定はないですね」。

現在の推しについては「最後の推しにしたい」としたが、具体的なキャラクターについては明言しなかった。