LDH史上最大規模のオーディション「iCON Z~Dreams for children~」男性部門の“第二章”が開幕することが23日、さいたまスーパーアリーナで行われたライブ「BATTLE OF TOKYO~TIME 4 Jr.EXILE~」で発表された。

5月に最終審査が行われた同オーディションでは、6人組の「LIL LEAGUE」がグランプリを獲得したが、今回はグランプリを獲得できなかった13人に新たなチャンスが与えられることになった。同最終審査後、総合プロデューサーのEXILE HIRO(52)も「ポテンシャルの高いメンバーがいっぱいいた。彼らとの出会いを大切に、新しい物語を提供できるようにしたい」と今後の可能性も示していた。

第二章では13人に加えて、新たな血も注入する。DEEP SQUADの宇原雄飛(21)杉山亮司(26)比嘉涼樹(26)はグループ活動も継続しながら、第二章に参加。さらに日本発プロダンスリーグ「D.LEAGUE」から、「SEGA SAMMY LUX」のHINATAこと佐藤陽(17)、TAKIこと古嶋滝(18)、NOSUKEこと伊東弘之助(22)、「CyberAgent Legit」のTAKUMIこと桑原巧光(22)、地獄こと田中彰(しょう=25)、「EXILE ATSUSHI夢応援プロジェクト」グランプリの佐々木陸(21)の9人が加わって22人で行われ、複数グループのデビューを目指すという。

HIROは改めて「今回のオーディションではグループ審査も導入され、オーディションという過酷な状況下でメンバー全員がチームの大切さや仲間の大切さを心から感じ、学べていることを目の当たりにし、このオーディションはゴールを1つに決めるのではなく、参加者のみんながより輝くストーリーをたくさん用意するべきだと、参加メンバーみんなの成長を見続けることでiCON Z第二章の構想が浮かんできました」と説明。さらに新たにメンバーが参加することについては「LDHの周りにはさまざまな場面でそれぞれの夢に向かって頑張り、切磋琢磨(せっさたくま)している若い才能がたくさんいたので、その夢とiCON Zに参加してくれたメンバーの夢を同じ場所に集め、エンターテインメントとして成立させることで、ファンの皆さんにも楽しんでもらいながら応援していただける。さらにそこから、メンバー1人1人が世の中に認知され、鍛えられ、個々の夢に近づけるのではないかと考えました」とコメント。

「それぞれの参加メンバーのキャリアは僕らもしっかりと分かっていますので、審査というより、まさに魂のぶつかり合い。本気でアーティストとしての夢をかなえたいというメンバーだけが生き残る、かつてないようなオーディションになるんだと、期待と不安が入り交じっています。このiCON Z第二章で夢をかなえるメンバー全員で、新たなLDHの時代を創造してもらいたい」と期待している。