タレントでユーチューバーのてんちむ(28)が25日までにYouTubeチャンネルを更新。自身がゲスト出演した総合格闘技大会「BREAKING DOWN」のオーディションでケンカを売られて殴り合いを繰り広げたお笑い芸人のミカヅキ上田と和解した。

話題となったのは、同大会のスペシャルアドバイザーを務めるRIZINファイターの朝倉未来のYouTubeチャンネルにアップされた動画。今大会で初となる“女性枠”の選手オーディションの模様が配信されたが、オーディションに参加した上田が「ちなみに、てんちむさんと戦うことはできるんですか」と尋ね、てんちむの過去の言動をやゆしつつ「マジに殴りたくなったんで、殴らせてください」とアピール。これを受けてオーディション会場に登場したてんちむが、「ていうか、ぬるくないっすか?全然、見てて面白くない」とダメ出ししているところに、ミカヅキ上田がいきなり駆け寄って殴りかかり、スタッフに制止されていた。

てんちむは、オーディションでの騒動はあったものの、その後、試合で戦う上田の姿に「尊敬っていうか、勇気もらった」と感動したといい、試合の翌朝には上田に熱い思いを伝えるダイレクトメールを送ったという。上田は今回の動画冒頭で「その節はすみませんでした」「てんちむファンの皆さん、すみません」と謝罪。てんちむからコラボのオファーがあった際には「あーこれ、殺されるのかな。闇の組織に消されるのかな」と思ったと明かして笑わせた。

上田はオーディションでてんちむに突っかかったことについて「私が芸人で呼ばれてるってことは、芸人らしいことを何かしなきゃとって、ゲストにケンカ売ろうと(思った)」と説明。また、ゲストにはほかに木下優樹菜らもいたが、「ユッキーナさんはガチでヤンキーで、喧嘩したらやばい」という情報を事前にネットで得ていたといい、「てんちむやったら勝てるかも。体格も一緒くらいじゃないと試合組んでもらえないから」という“計算”があったことも明かした。

オーディションでの2人のバトルはSNS上でも反響を呼び、てんちむも「アレの反響マジやばいからね。会う人会う人に、『どうしたの?』って聞かれる」という。ただ、上田はあの殴り合いで「唇からタラーンって(流血し)、ここ(腕)にも引っかき傷ありました」と負傷していたことも告白。てんちむから「マジでごめんね」と謝罪されたが、「先に手を出したのはこっちなんで」と恐縮していた。