韓国のガールズグループCD初動売り上げ歴代1位を記録した、多国籍4人組ガールズグループ「aespa」(エスパ)が3日、さいたまスーパーアリーナで「第35回マイナビ東京ガールズコレクション2022AUTUMN/WINTER」に初登場し、トリを飾った。

同グループのメンバーは、韓国国籍でリーダーのKARINA(カリナ=22)、WINTER(ウィンター=21)、日本国籍のGISELLE(ジゼル=21)、中国国籍のNINGNING(ニンニン=19)の4人。「自分のもう1人の自我であるアバターに出会い、新しい世界を経験する」という世界観をもとに、画期的で多彩な活動が期待されているグループだ。

初登場でトリの大役に、GISELLEは「今日は、みなさんにお会いできて本当にうれしいです」と喜び、KARINAが「1人ずつ自己紹介しましょう」と切り出した。WINTERが「みなさん本当に会いたかったです」。NINGNINGが「みなさん盛り上がっていますか?」と日本語で会場を盛り上げた。そしてGISELLEが「私たちはこれからも、日本の皆さんに会える機会をたくさん作っていきたいと思っていますので、みなさん応援をよろしくお願いします」と呼びかけた。

この日は「THE BEAT GARDEN」や「INI」などがパフォーマンスを披露。aespaは、グランドフィナーレ前のトリとしてデビュー曲「Black Mamba」や「Next Level」、そして、韓国で歴代最高の初動売り上げとなる約142万枚を記録した「Girls」の全3曲を披露した。

◆aespa(エスパ) 多国籍4人組ガールズグループ。「自分のもう一人の自我であるアバターに出会い、新しい世界を経験する」という世界観をベースに活動。20年11月に「Black Mamba」でデビュー。その後、韓国で「新人賞」をはじめ、数を多くの賞を受賞。21年10月の「Savage」は、米「ビルボード200」で20位にランクイン。

22年4月、アメリカ最大規模の野外音楽フェス「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル」のメインステージに、K-POPガールズグループで初めて招待される。同年5月には米・経済誌「フォーブス」が発表した、30歳未満の世代を代表する30人「30アンダー30」で、K-POPアーティストとして唯一選出。

同年7月5日、米ニューヨーク国連本部総会会議場で行われた「2022持続可能な開発に関する国連ハイレベル政治フォーラム」でスピーチ。同月8日、2枚目のミニアルバム「Girls」を発売。韓国で歴代最高の初動売り上げとなる、約142万枚を突破する快挙を成し遂げた。