RaMu、選挙カーや投票所での“住所特定される危険性”語る

2023/04/28 12:58 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


グラビアアイドルでYouTuberのRaMu(25歳)が、4月26日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。選挙期間中の選挙カーや投票所での“住所特定される危険性”について語った。

番組はこの日、RaMuによる「選挙カーが住んでいる地域名を連呼するので、しばらく昼配信ができません」というSNS投稿に着目。RaMu本人をゲストに迎え、選挙活動の在り方について考えた。

RaMuはファンに住所が特定され、つきまとい被害に遭った経験を明かした上で、「生配信中に、選挙カーの『○○区のみなさん』という呼びかけの声が入ってしまうと、住所が特定される。選挙カーはどこを走っていたかもわかってしまうので、マンションまで特定される可能性がある。音が入らないように対策はしているが、万が一のことを考えると怖い」と、配信中止に至った経緯を明かした。

さらに「周りの配信者も同じように気にしていて、選挙カーが走っている時間帯は一斉に配信しなくなった。土日や学校や仕事が終わった夕方は、いわば配信者の“ゴールデンタイム”。配信の収益だけで生活している人は大変だったと思う」とコメントした。

先日の統一地方選挙で初当選した岐阜県議の今井瑠々さんは「知名度がない候補者は『選挙カーがないと当選できないのでは?』という心理があるし、車を走らせなかった地域から『なぜうちには来ないんだ』という苦情も出る」とした一方で、「若い人にとって、良い印象がないことは明らかだ。私は自分の周りにしか聞こえないくらいの小型のスピーカーで街を練り歩いた。その様子をInstagramでライブ配信して、『この街を訪れていて、ここに来たら会えますよ』とアピールすることを試した。新しいやり方もたくさんあるはず」と話した。

この話を受けて、番組MCでモデルの益若つばさは「今の時代は、候補者も有権者も『このやり方は古いのかも』と考える、ちょうど過渡期だと思う」と語った。

さらに、選挙活動のアップデートとして、RaMuは「ネット投票も解禁してほしい。投票所に行き、ファンの人に遭遇したら、『この辺に住んでるんだ』とわかってしまう」と訴えると、益若も「投票所が住所で細かく区切られているから、住んでる場所がだいたい特定されてしまう。投票のために時間を作らないといけないから、ネットや郵便投票があるといいのに」と同意を示した。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.