昨年のTBS系ドラマ「君の花になる」への出演で話題を集めた、ソロアーティストNOA(23)が6日、都内で、初のワンマンライブ「NOA 1st LIVE“NO.A”TOUR IN TOKYO」を開催した。

待望の初ワンマン、昼・夜の2公演計3400席に、2万通を超える応募が殺到した。NOAは12歳で韓国に単身で渡り、BLACKPINKなどが所属する韓国の大手事務所の「YGエンターテインメント」の練習生になり、ダンス、語学などの基礎を徹底的に習得。18年に帰国し、20年1月から日本で本格的にアーティスト活動を開始。21年にデビューした。

初ワンマンながら、激しいダンスに加え、ぶれない歌声でファンを魅了した。「盛り上がっていく準備はできているか?」などのあおりに、ファンのボルテージはマックス。NOAは「とにかく最後まで、一瞬も僕を見逃さずに見てくれればと思います」と呼びかけた。

ライブは2月にリリースし、各配信チャートで1位も獲得した初のアルバム「NO.A」の楽曲を中心にセットリストを構成。約1時間半で、最新曲「BURN」など、計16曲をパフォーマンスした。アンコールでは、9月9、10日に自身初のアリーナクラスとなる「有明アリーナ」でライブを行うことも発表した。NOAは「コロナ禍でデビューして、悩んだこともあったけど、こうしてみんなに直接会えて本当に、本当にうれしいです。みんな大好きです。ありがとうございました!」と涙ぐみながら感謝を伝えた。