大泉洋“自分の時間”全くないドラマ撮影現場の問題点熱弁も…

2023/06/30 23:24 Written by Narinari.com編集部

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俳優の大泉洋(50歳)が、6月29日に放送されたバラエティ番組「ハナタレナックス」(北海道テレビ)に出演。撮影現場へ日頃抱いている問題点を熱く語ったが、TEAM NACSの面々からは賛同を得られなかった。

番組はこの日、札幌の街ゆく人の悩みにTEAM NACSの面々が答える人気企画「ハナタレ一問一答」実施。その中で、「勤務中は自分の時間は1秒もありません」と言われたという若い女性から「会社で昭和の考えを押しつけられる。価値観の違う昭和世代の上司への上手な対処法は?」とのお悩みが寄せられ、森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真の5人がお酒を飲みながら答えを導き出していく。

大泉は「私なんて思いますけどね、私たちのね、撮影現場ですよ、問題なのはね。私たちの撮影現場もね、そう言われてるようなものなんですよ。『あなたたちの時間は1秒もない』と言われるようなもんのスケジュールの切られ方してね」と、相談者が会社で言われた「勤務中は自分の時間は1秒もありません」の部分に反応。

そして「役者ってどうですか? ないわけですよね、日本の役者にはないわけですよ。我々役者を守る組合が。労働環境整えるのがないですよ。だから延々とやるっきゃないわけですよねぇ」と、役者には労働組合のようなものがないため、制作側から言われるがまま仕事をしていると語る。

さらに、具体的に「この日本の連ドラっていうのは、入ると、『あなたたちのプライベートって1秒もありませんよ』って言われてるようなスケジュールなんですよ。自分たちで決めれるスケジュールがないわけ。全部預けるわけよね、ドラマ側に。そこから空いた時間に『好きなことするならどうぞ』っていう暗黙の雰囲気があるんですよ。いや、そんなこと言ったら、スケジュール側から『お前どんだけNG出してるんだ』って言われる可能性ありますけど」と、徐々に熱を帯びていく大泉。

「日本の撮影の仕方も考えなきゃいけない。基本はもう24時間ほぼ渡してますよね、っていう空気感。空気感だよな、これな。空気感だよな?」とTEAM NACSのメンバーに同意を求めるが、ほかのメンバーは全員、良いとも悪いとも言わず無言のまま特に反応なし。その雰囲気を察知した大泉は「あれ、これオレしか言ってないからヤバい、これ」と焦り出し、このパートは終了となった。

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