今年デビュー20周年を迎えた、ロックバンドのサンボマスターが、28日午後10時に公開されるYouTubeの人気チャンネル「THE FIRST TAKE」に初登場し、「できっこないを やらなくちゃ」を披露することが27日、わかった。

10年のリリース以降多くのタイアップに起用され、落ち込んだ時やくじけそうな時、背中を押してくれる人生の応援ソングだ。これまでも数々の「受験生が選ぶ応援歌ランキング」などで取り上げられ、数多くのチアダンスチームの演奏曲に採用されるなど、世代を超えて高い支持を受けるバンドの代表曲を、ライブの熱量そのままに「THE FIRST TAKE」だけのスペシャルな一発撮りでパフォーマンス。

ボーカル山口隆は「近藤君と木内君のベースとドラムが、改めてなんかちょっと特別な2人だなと思って…雷が落ちたような、すごい空間を味わうことができたので、見てくれた人に感謝はもちろんですが、2人にも感謝したいです」。ドラムの木内泰史は「この曲がこんなに長いこと支持していただける曲になるとは当時はまったく思っていなかったので、こういう機会をつくっていただいて本当にうれしいです」と感謝。そして「『THE FIRST TAKE』ということで、自分たちの一番いいものをお見せすべく、自分たちは本当にライブを大事にしてきてやってきたんだ、という気持ちで本番に臨みました。これを見て皆さんもぜひ、ライブに足を運んでください。お待ちしています」と呼びかけた。

ベースの近藤洋一は「ライブと同じようなテンションで2人が爆裂してやっている中で、わたくしはひそかに丁寧にやっておりました。これは『THE FIRST TAKE』だから!と思って、横からのアングルを意識して丁寧にやっておりました。ただやはり、3人で音を出すと熱がこもってしまいました。とても特別な時間でした」と振り返った。