2022-23シーズンのチャンピオンシップ覇者、KADOKAWA DREAMS(以下KD)が、英国ブラックプールで行われる世界大会「UDO STREET DANCE WORLD CHAMPIONSHIP」に出場する。「ULTIMATE ADVANCED」という最高部門への出場で、日本時間27日に予選、決勝が行われる。

KDは世界進出に動き始めている。8月4、5日、インドネシアのジェンバーで行われたファッションイベント「JEMBER FASHION CARNIVAL(JFC)」に出演し、大観衆の前でパフォーマンスを演じた。また、増田絵莉香氏がデザインした服を着てランウエーも体験した。

この遠征に参加したのは、KISA、Ryo、Daichi、ITTA、Aroha Imai、ASUHA、syuichi、TSY、颯希(SATSUKI)の9人。これまでメンバー個人が海外で活動したことはあったが、チームとして海外でパフォーマンスするのは初めてだった。Dリーグ3年目にしてチャンピオンシップを制したKDは、今後Dリーグでの活躍はもちろん、アジア、世界での活動を目標に掲げている。インドネシア遠征は、その第1歩になった。

リーダーのKISAは「とってもすてきなカーニバルでした。JFCとして初海外ゲストにKADOKAWA DREAMSを出演させていただけたことを本当に感謝しております。いつも活動しているダンス周辺ではなく、ファッションショーやカーニバルといったまた違った分野で一緒にJFCを盛り上げさせて頂いたことを本当にうれしく思っています」と感想を語った。

得たものは、ステージ上でのパフォーマンスだけではない。KISAは「ジェンバーの沢山の子供たちや、大人の皆様とお話しして、写真を撮り、tiktokなど、言葉ではなく直接行動でコミュニケーションがとれたすてきな機会を過ごさせていただきました。KADOKAWA DREAMSにまだまだ課題も多く感じましたがその半面に新たな可能性が広がったのでは、と個人的に感じました」。そして、「ありがとうございます。Terima kasih」と、インドネシア語も交えて感謝の言葉を口にした。

KDは、今後も海外でパフォーマンスをする計画があるという。

「基本的には、アジアの方へ進出していく予定です。日本だけではなく世界にいるもちろんダンサー、子供たちに向けて夢を与えられるようなKADOKAWA DREAMSになるべく世界各国へ渡っていきます。ダンスの世界大会へも挑戦し、今後ともいろんな輪を広げていきます。ゆくゆくは、各国でセレクションを行い、KADOKAWA DREAMSの一員となる人材を世界にも増やし、さらなるKADOKAWA DREAMSを目指す所存でございます」

KDは7月25日、初のワンマンライブ「THE SHOW」を開催し、会場が満員となる1360人の観客を集めるなど大成功を収めた。Dリーグでの勝負、海外でのパフォーマンス、そして地元に根付いた活動にも熱心に取り組んでいる。KDの可能性は、とどまることを知らない。【飯島智則】

(C)JFC Timelapse
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