元超新星のソンモ(36)が9日、都内で、日本デビュー14周年を記念したライブ「NO LIMIT」を開催した。

昼と夜の二部制で行われ、合わせて約700人の前で「Hello&Goodbye」「SHINING START」やメドレー曲など12曲を披露。「長い間いろいろ、いいことも悪いこともあったけど、隣で、目の前で応援してくれていつもお返ししたいなと思う気持ちは変わっていないです」とファンへ感謝の思いを語った。

超新星として07年9月21日に韓国デビューし、09年9月9日に日本デビューした。14年間の思い出を問われると「日本で初めてアリーナに立った時の皆さんのオーラというか、それは死ぬまで忘れない瞬間だと思う」と初アリーナライブを挙げた。

また「韓国では7年たったら解散というのがある」とK-POP界の話を展開。その上で「超新星は韓国でもやって、日本でもやって、K-POPブームがない時に日本の方に愛されて、今もこんなに人が来てくれる。超新星でデビューしてよかったと思います」としみじみと話した。

グループではメインボーカルで活躍した一方、俳優の顔も持ち合わせる。映画「君にラヴソングを」(10年)出演や今年公開の映画「ランサム」で主演を務めた他、日韓のミュージカルやドラマにも多数出演している。

ライブ途中には、特別出演する25日放送のテレビ東京系ドラマ「在駐刑事SP 2023」で共演した寺島進と浅田芭路が登場した。寺島からは「本当に礼儀正しくて自分の後輩よりもはるかに熱意と情熱がある。こんないい弟がいたらいいなって思うぐらい」と好印象。自身の娘役を務めた浅田からは「本当に優しくていい先輩でした」と言われて笑顔を浮かべた。

ライブ終了後には報道陣の囲み取材に応じ「今活動している後輩たちからしたらいろいろできる先輩と思われるかもしれないけど、初心を忘れずにもっと楽しいことをファンの皆さんとやっていきたいです」と今後の活動への意気込みを語った。