AKB48吉橋柚花(23)が14日、配信アプリ「SHOWROOM」でグループ卒業を発表した。12月29日に卒業公演を行う。

終演後、グループの公式ブログなどでも発表され、吉橋は「このたび、AKB48を卒業することを発表させていただきました」と報告。「私は学生の頃からAKB48になりたいという思いを胸に48グループのオーディションを受け続けてきました。念願かなってドラフト3期生で加入させていただいてから早6年、さまざまな経験をさせていただき自分自身と向き合い、時に立ち止まることもありましたが、自分を客観視する力をつけることができました。正直、自分が理想とするアイドル像にはたどり着けませんでしたが、それでも今日までAKB48の活動に真面目に一生懸命取り組んできたことは確かです」と活動を振り返った。

さらに「大好きなAKB48だからこそ“もっともっと貢献したかった”という思いもありますが、これからは一ファンとしてグループを応援して、私自身はこの場所で培ったことを胸にこれからも精進していきたいと思います。卒業を決めたのは、“夢”や“やりたいこと”をアイドル以外でも追求してみたいと思ったからです。この決断をどうか受け入れてくださるとうれしいです」と説明した。

「この6年間で出会ってくださった方々、好きになってくださった方々には感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。卒業まで残りわずかですが最後まで応援よろしくお願いします!」と呼びかけた。

吉橋は18年1月の「第3回AKB48グループドラフト会議」でAKB48のチーム4に指名されて加入し、20年12月に昇格していた。

AKB48は、今年に入って卒業や卒業発表が相次いでおり、吉橋で34人目。今月に入っても、同じドラフト3期生の齋藤陽菜、大竹ひとみ、大西桃香に続いて4人目となった。